コロナ新規陽性者 県内197人、豊橋は5人

　県は１日、新たに１９７人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。８日連続で１００人を超えている。大村秀章知事は「大変厳しい状況」として、感染拡大防止、不要不急の移動の自粛などを呼びかけている。
　管轄保健所別内訳は県管轄が92人、名古屋市が89人、豊橋市が５人、岡崎市が３人、豊田市が８人。豊橋市は20代と30代の男性各１人、40代の男女、60代の女性。うち４人は、すでに陽性と判明した人の濃厚接触者として自宅待機を要請されていた。
　一方、11月30日に陽性と判定された１０８人の地域別内訳は、名古屋市が58人。東三河は豊橋市の２人だった。年代別内訳は20代が28人、50代が20人、40代が18人など。
　10月21日から11月30日までの「第３波」の陽性者の累計は４３４５人となった。70代以上の割合はやや増えて11・６％、感染経路不明者は45・４％。
　この期間の重症、中等症の患者の割合は11・２％。死者は３人増えて１１９人となった。
　30日現在の入院は３９１人、入院調整は11人、軽症か無症状の人向けの施設入所は２０９人、自宅療養は９６７人。
【山田一晶】