11月の県内新型コロナ陽性者まとめ

2020/12/06 00:01(公開)
 11月に県内で確認された新型コロナウイルス陽性者は3832人だった。10月は864人で4・4倍に増えた。10月21日に始まった「第3波」が現在も続いており、予断を許さない状況だ。
 県が「第3波」と認定した10月21日は36人。同31日には97人だった。そして11月は7日に113人を記録、8月13日の109人以来86日ぶりに100人を超えた。30日間で100人超は20日間あり、本格的な拡大期にあることが分かる。1日あたりの最多は27日の234人。
 3832人の地域別内訳は、名古屋市が1897人で49・5%を占めた。東三河は10月末にクラスター(感染者集団)が発生した豊橋市が162人、豊川市が39人、蒲郡市が33人、新城市が4人、田原市が12人。奥三河2町村の感染報告はなかった。
 他地域では、春日井市の204人が多かった。人口10万人あたりの感染者は66・5人。名古屋市の81・4人に次ぐ水準だ。豊橋市は43・5人、豊川市は21・1人、蒲郡市は41・5人。
 一方、年齢別内訳は20代が最も多く911人。30代599人、40代585人、50代569人と続く。30代以下の占める割合は48・8%となっており、10月と同様の傾向を示した。
 12月に入り、県は「厳重警戒」レベルとしている。1日の陽性者が200人を超える日が続き、ピークアウトは見通せない。大村秀章知事は3度目の緊急事態宣言の可能性にも言及している。より徹底した感染防止対策が求められている。
【山田一晶】
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