豊橋市内の福祉事業所で利用者らが作っている食品や工芸品などの自主製品を展示販売する「心のかけはし 夢フェスティバル2020」(豊橋南ライオンズクラブ主催、東愛知新聞社など後援)が6日、同市のこども未来館ここにこで開かれた。展示販売やワークショップのほか、和太鼓演奏、ダンスなどもあり、十分な「3密」防止対策の中、訪れた家族連れらが楽しい時間を過ごした。
同LCが施設製品の紹介・販売などを通し、障害者の自立支援や街中の活性化に協力する目的で、メーンアクトとして毎年開く事業。コロナ禍で実施が危ぶまれたが、石井伸治会長らが全施設に足を運んで意向を聞き、何度も会議を重ねながら開催に踏み切った。
今回は館内外に地元16事業所がブースを設置。パンや焼き菓子、料理、アクセサリー、観葉植物、縫製品や木工品、雑貨など、自慢の品々を多数並べ、来場者の関心を集めていた。屋外では桜丘高校による和太鼓演奏やキッズダンスなどもあり、イベントの盛り上げに一役買っていた。
「新型コロナウイルスの影響でイベントが軒並み中止となり、製品の販売会は今回が今年第1回目。本当にありがたい」と施設職員らは感謝しきりだった。「事前に各施設を回ったが、販売の機会がないからやってほしいとの声が多かった。十分気を付けて運営にあたった。実施できて本当によかった。太鼓やダンスの協力にも感謝している」と石井会長。「フェスも7年目で会員の出席率も年々高くなっている。今後も継続していけたら」と話していた。
この日は、会場で豊橋南LCと豊橋シニアLC(石井俊秀会長)の合同アクティビティーとして献血活動も実施した。県赤十字血液センター豊橋事業所から献血バスを招き、LC会員が来場者に協力を呼びかけた。当初は11月3日に活動を予定していたが、会場となるイベントが中止に。少しでも血液不足解消に役立つために何とか開きたいと、この日に計画し直した。会場入りする前に快く応じる人も多く、69人が献血に協力した。
【田中博子】