蒲郡早生みかん出荷最盛期

2020/12/08 00:00(公開)
選果作業=JA蒲郡市総合出荷場で
選果作業=JA蒲郡市総合出荷場で
 JA蒲郡市(鈴木茂正組合長)の蒲郡早生ミカンが出荷の最盛期を迎えている。1日あたり140㌧を市場に送る。また、早生ミカンの特選品「箱入娘」の出荷も始まった。
 明治初期から栽培され、昭和に入ってから本格的に出荷されるようになった。品種は宮川早生が主で、甘さと酸味のバランスがよく、内袋が薄くて食べやすいのが特徴。
 「箱入娘」は生産者が手塩にかけて育てている。木の根元に白いシートを敷き、余分な水分を防いで土壌を乾燥させることで果実の糖度を上昇させるマルチ栽培を採用している。選果場で糖度、酸度、外観の基準に合ったもののみがブランド名を冠して市場に出る。
 台風などの災害が少なかったこともあり、生産量は例年通り。JA蒲郡市によると、出荷量は早生が4200㌧、箱入娘が271㌧を見込んでいる。
 早生ミカンが名古屋や中部、関東などで1月上旬頃まで販売。箱入娘が中京圏内で12月中下旬頃までの限定販売する。
【林大二朗】
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

虹の森 蒲郡信用金庫 住まいLOVE不動産 光生会 藤城建設 さわらび会
hadato 肌を知る。キレイが分かる。 豊橋法律事務所 ザ・スタイルディクショナリー 全国郷土紙連合 穂の国