1月の県内コロナ新規陽性者7475人

2021/02/08 00:01(公開)
月別では過去最多、豊橋が急増

 1月に県内で確認された新型コロナウイルス陽性者は7475人だった。昨年11月は3832人で、1・95倍になった。1月は第3波のピークだったとみられ、月別の陽性者は過去最多となった。
 日別で最も多かったのは7日の431人。年末年始の人の移動が要因とみられる。この日、首都圏を対象に緊急事態宣言が出された。次は翌8日の405人だった。
 県内では1月18日に宣言の対象となり、陽性者は減少傾向に転じる。25日には35日ぶりの2桁台となる89人にまで減少した。実効再生産数(感染者1人が平均何人に感染させるかを示す数字。1より大きいと感染が拡大する)は31日段階で0・82まで下がっている。
 自治体別では、豊橋市が547人と急増した。名古屋市の2879人に次いで多い。複数回のクラスター(感染者集団)が発生したことによる。26日には49人の陽性報告があった。東三河は豊根村を除き、全市町で陽性者が出た。
 年代別内訳では20代が最も多く1515人。30代が1070人、50代が1002人など。重症化リスクのある70代以上の割合は18・3%となっており、昨年10月21日からの第3波全体の数値よりやや高くなっている。
 1月2日現在の死者は202人だったが、31日現在では400人と、1カ月で200人近くが亡くなった。
【山田一晶】
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