コロナ新規陽性者 県内80人、豊橋は4人

　県は11日、新たに80人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。大村秀章知事は、緊急事態宣言が週明けにも解除された場合、全飲食店に対して要請している時短営業は、午後８時までから同９時とする見通しを示している。
　管轄保健所別内訳は、県管轄が35人、名古屋市が27人、豊橋市が４人、岡崎市が４人、豊田市が10人。豊橋市は10代男性１、20代女性１、40代男性１、70代女性１。濃厚接触者は１人。３人が軽症で、中等症の１人は入院する。
　一方、10日に陽性と発表された１１４人の地域別内訳は、東三河は豊橋市の５人だけだった。
　年代別内訳は、20代と40代と50代が各17人、30代と80代が各14人など。70代以上の割合は25・４％。
　７日間の平均値でみる県の指標によると、新規陽性者は88・６人（警戒）、入院患者は５８９・９人（厳重警戒）、重症者は48・１人（厳重警戒）、新規陽性者のうちの高齢者24・３人（厳重警戒）となった。
　昨年10月21日から２月10日までの第３波の陽性者は１万９１６９人となった。70代以上の割合は17・４％。感染経路不明者は42・６％。
　この期間の重症、中等症の患者の割合は11・４％。死者は５人増えて４６５人となった。
　10日現在の入院は５２６人、入院調整は12人、軽症か無症状の人向けの施設入所は１２４人、自宅療養は６９１人。
【山田一晶】