コロナ新規陽性者 県内は30人、豊橋は2日連続ゼロ

　県は22日、新たに30人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。12日連続の２桁台。大村秀章知事は「緊急事態宣言に伴う飲食店の時短営業要請などの措置を、今週末で終わらせられないか検討を始めた。岐阜県と連携し、政府と協議したい」と述べた。
　30人の管轄保健所別内訳は、県管轄が13人、名古屋市が９人、岡崎市が２人、豊田市が６人。豊橋市は２日連続でゼロとなった。
　一方、22日に陽性と発表された33人の地域別内訳は、東三河は豊橋の報告はなく、新城市の90代女性の１人のみだった。感染経路は不明。
　年代別内訳は、各年代とも１桁台。70代以上の割合は45・４％。
　７日間の平均値でみる県の指標によると、新規陽性者は52・１人（警戒）、入院患者は４２９・７人（厳重警戒）、入院患者のうちの重症者32・０人（厳重警戒）、新規陽性者のうちの高齢者19・０人（警戒）となっている。
　昨年10月21日から２月21日までの陽性者は１万９８０２人。70代以上の割合はやや上がって18・０％。感染経路不明者は42・４％だった。
　この期間の重症、中等症の患者の割合は11・７％、死者は４人増えて５０６人となった。
　21日現在の入院は３７３人、入院調整は８人、軽症か無症状の人向けの施設入所は74人、自宅療養は３９０人。
【山田一晶】