コロナ新規陽性者 県内35人、豊橋は1人

　県は６日、新たに35人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。24日連続で１００人を下回っている。
　管轄保健所別内訳は、県管轄が20人、名古屋市が13人、豊橋市が１人、岡崎市が１人、豊田市がゼロ。豊橋市は20代女性で、濃厚接触者だった。また市は入院中だった70代女性が死亡したと発表した。市内23例目。
　一方、５日に陽性と発表された50人の地域別内訳は、東三河は豊橋市を含め、報告がなかった。半田市民病院のクラスター（感染者集団）の影響で、同市は15人が陽性だった。
　年代別内訳は、70代の12人のほかは１桁台。70代以上の割合は32％。
　７日間の平均値でみる県の指標によると、新規陽性者は45・９人（注意）、入院患者は３１６・７人（厳重警戒）、入院患者のうち重症者は30・９人（厳重警戒）、新規陽性者のうちの高齢者は14・７人（警戒）。
　昨年10月21日からの第３波の陽性者は２万３３１人となった。70代以上の割合は18・４％。感染経路不明者は42・３％。
　この期間の重症、中等症の患者の割合は11・９％。死者は３人増えて５３８人となった。
　５日現在の入院は２９８人、入院調整は２人、軽症か無症状の人向けの施設入所は67人、自宅療養は１６２人。
【山田一晶】