渥美飲食店組合「あつみの味ノート」配布

　田原市の渥美飲食店組合（上村純士組合長）は、渥美地域の居酒屋、専門料理店、旅館などをまとめた「あつみの味ノート」を作製、15日から市内全戸に順次配布している。
　約50店舗を掲載。簡単なメニューと短評、ランチや宴会、テークアウトが可能かどうかなども記載されている。また作家の東理夫さんや柏井壽さん、フリーライターの団田芳子さん、「温泉ビューティ」研究家で旅行作家の石井宏子さんによるコラムもあり、渥美半島の魅力が語られている。巻末には各店舗の位置を記載した簡単な地図も付いている。
　上村組合長は「新型コロナ禍で食を通じたコミュニケーションが減ってしまい、宴会などでもっていた飲食店は大きな打撃を受けてしまった。ぱっと見て分かりやすい紙ベースの保存版として作ったので、コロナが終息したら是非これを頼りにいろいろな店に来てほしい」と話す。
　市外在住者で「あつみの味ノート」希望者は渥美飲食店組合（〒４４１－３６１７、田原市福江町下地38）まで、冊子希望の旨に、１４０円分の切手を貼り返信先を明記したＡ４サイズの封筒を同封して送れば、無料で発送するという。
　問い合わせは同組合（０５３１・32・１１５５）へ。
【岸侑輝】