銅の総合加工メーカー「ナツメ」(豊橋市大村町、夏目喬之社長)は、銅の抗菌作用に着目し、引き戸を動かす際に手が触れる「引き手」を新発売した。また高級感があり、銅を5㌔使った置時計の取り扱いも始めた。
同社は経営の多角化を目指して、高い加工技術を活用した商品の開発をしている。
銅には抗菌効果があり、O157や、インフルエンザなどのウイルスを数時間で不活性化する。新型コロナウイルスにも効果があるとされる。
抗菌力を活用して開発したのが「引き手」。同社では、銅が6~7割含まれ、銅と同等の抗菌効果がある真ちゅうを使って商品を開発した。
コロナ禍で安心して引き戸の開け閉めができるとPRする。独自の加工技術で、一つから注文を受ける。オーソドックスなものから、ネズミ、猫をイメージしたものまで、さまざまなデザインができる。価格はデザインによって異なる。
置時計は、文字盤の部分に銅を使った。直径25㌢で独特の光沢が美しい。ずっしりと重く高級感がある。年月の経過とともに徐々に酸化して味わい深い色に変化していく。希望小売価格は4万5000円(税別)。
夏目社長は「私どもの技術を活用して新商品を生み出し、これまでにない需要を創り出していきたい」と意気込む。問い合わせはナツメ(0532・56・2230)へ。
【竹下貴信】
デザインも自在にできる「引き手」
銅を5㌔も使った置時計