「いなりん新聞」第10弾

　豊川市のＮＰＯ法人「みんなで豊川市をもりあげ隊」（鈴木一寛理事長）が、第10弾となる「いなりん新聞」（東愛知新聞社発行）を作成した。
　今回は１面と裏面のカラー面で「私の好きなとよかわ」と題し、もりあげ隊員らが勧める市内の観光スポットや資源を写真付きで紹介。１面では市内の西側、裏面では東側にある資源を隊員のコメント付きでＰＲし、地元の魅力たっぷりだ。
　２面では隊員６人がそれぞれ考案したオリジナルの豊川いなり寿司を紹介。作り方やコツと一緒に、レシピ動画が見られる動画投稿サイト「ＹｏｕＴｕｂｅ」のもりあげ隊チャンネルのＱＲコードもある。３面では「いなりんと遊ぼうクイズ」と題し、全10問のクイズが楽しめる。
　いなりん新聞は市内外のイベントで配布してきたため、コロナ禍でイベントが中止となる中、発刊を疑問視する声もあったが、鈴木理事長は「実際の活動が制限されるこういう時期だからこそ、もう一度豊川市の魅力をＰＲするため、みんなで力を合わせることが重要なこと」と強調。編集を担当した渡辺ひろみさんと岡田昌也さんも「紙面でいなりんと会って遊んでほしい」と話す。
　２万部を発行しており、プリオ５階の市観光協会や豊川稲荷門前の観光案内所で入手できる。
（由本裕貴）