豊橋総合動植物公園でベビーラッシュ

2021/05/14 00:00(公開)
キリンのユララと子
キリンのユララと子
 豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)は今月に入り、ベビーラッシュを迎えた。大型連休中に出産のあったライオンなどに続いて、12日までにキリンとニホンザル、ダイアナモンキーが次々と子宝に恵まれた。他にも出産近いの動物がおり、しばらく「おめでた」が続きそうだ。
 キリンの子は11日、父ウリュウ(8歳)と母ユララ(8歳)の間に生まれた雌だ。ユララにとって2頭目の子で、授乳も確認でき、母子ともに元気という。
 放飼場へ移すまでは寝室やパドックでの飼育となる。吉川雅己専門員によると「掃除の時にキリン舎のシャッターを開けるが、時間が合えば来園者側通路から見えるかもしれない」と話す。
 ニホンザルも11日に誕生した性別は不明。父はボスザルのトミオ(28歳)で、母ムツミ(9歳)の3頭目の子だ。母親の腹部に隠れた状態で、1年近い授乳期間を経て自立するという。
 ダイアナモンキーはサルデッキで12日に生まれた。父カグヤ(14歳)と母メンタイ(22歳)の子で性別不明。体毛は灰色っぽく、のどから胸は白、額の三日月状の斑紋から神話の女神にちなみ名付けられた。
 園では今月2日にライオン、5日にゴマフアザラシが誕生。吉川専門員は「暖かくなるこの時期は出産も増える」と説明する。他にも、ペンギンが産卵し、ふ化を待っている状態という。
【加藤広宣】
ムツミに抱かれる子ザル
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メンタイに抱かれるダイアナモンキーの子
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