死亡事故連続で豊橋署と市が緊急出発式

2021/06/18 00:00(公開)
:出発する白バイ=豊橋市役所で
:出発する白バイ=豊橋市役所で
 交通死亡事故が連続して起きているため、豊橋署と豊橋市は17日、交通安全啓発の緊急出発式を実施した。市民の交通安全意識を高める。
 浅井由崇市長と鈴木彰署長をはじめ、市職員、署員、交通安全団体の計22人が参加した。市役所駐車場に白バイ4台、パトカー3台、市役所の広報車2台などが集まった。
 今年の県内の交通死亡事故死者は16日現在、47人と前年より26人減少している。一方で豊橋署管内ではすでに5人の人が亡くなっている=表。現在、署単位では県内ワースト1位。
 5人のうち65歳以上は3人。また、男子高校生が信号機のない横断歩道で乗用車にはねられ死亡した。5件中3件が夜に発生している。
 鈴木署長はあいさつで「新型コロナウイルスの緊急事態宣言が終わり、人の動きが多くなることで事故の増加が懸念される」と述べた。浅井市長は「悲惨な交通事故を1件も起こさないために豊橋署と連携していきます」と話した。
 豊橋署は歩行者妨害などの取り締まりを強化して事故防止につなげる。
 また浅井市長と鈴木署長は連名で「交通死亡事故発生に伴う緊急メッセージ」を出した。14日の死亡事故を受けたもので、16日付。ドライバー、歩行者の双方に事故防止を呼びかけている。
【林大二朗】
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

光生会 虹の森 住まいLOVE不動産 藤城建設 さわらび会 蒲郡信用金庫
hadato 肌を知る。キレイが分かる。 豊橋法律事務所 ザ・スタイルディクショナリー 全国郷土紙連合 穂の国