豊橋市の浅井由崇市長は5日、かかりつけ医などでの新型コロナワクチン個別接種について、国が示す8月以降の供給スケジュールが明らかになるまで予約が困難になるとの見通しを示した。すでに市の予約サイトで周知を始めている。
市は6月29日から予約サイトで個別接種の「新たな予約は受け付けられません」と伝えている。市感染症対策室では「正確には予約はできるがきわめて困難」と説明する。
市内では65歳以上の高齢者向け接種が続く。市によると週2万回接種のペースで推移している。先月30日時点の市の発表では1回接種は6万91人、2回接種を終えた人は2万1544人。
現在は64歳以下(16歳以上)の約22万4000人に接種券を配り終えたばかり。基礎疾患を持つ人など優先的な対象者の予約が始まり、15日以降は対象者全員の受け付けが始まる。
浅井市長は「これまでの接種はワクチンが順調に供給されることが前提だった。国から供給見通しが示されない中で予約だけを先行させるわけにはいかない」と説明した。
また市は集団接種を含め予約キャンセル時の優先的な接種枠を拡大したと発表した。従来の基礎疾患のある人や医療従事者、消防職員に加え、柔道整復師▽あんまマッサージ師、鍼灸(しんきゅう)師▽学校教職員▽ごみ収集作業員▽公共交通機関の従事者-とした。リスト化してキャンセル時に連絡が取れた人から接種する。
このほか、県が東三河5市を対象に「旧マリエール」(中浜町)で実施する大規模集団接種の市民向け枠を公表した。1回目は10日~8月6日、2回目は8月7日~9月3日の各23日間。
【加藤広宣】