コロナ新規陽性者 2日連続で県内1000人超

豊橋は過去最多の89人

　県は19日、１２２１人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。２日連続で１０００人を超えた。大村秀章知事は「適切に状況を判断したうえで、緊急事態宣言の要請になるのではないか」と述べた。
　１２２１人の管轄保健所別内訳は、県管轄が６１１人、名古屋市が２７７人、豊橋市が89人、岡崎市が１０２人、一宮市が48人、豊田市が94人。豊橋市も過去最多となっている。
　一方、18日に陽性と発表された１２２７人の地域別内訳は、東三河は豊橋市が57人（10代男性３、10代女性７、20代男性14、20代女性２、30代男性７、30代女性６、40代男性７、40代女性５、50代男性２、50代女性３、60代男性１）▽豊川市が38人（10歳未満女児３、10代男性６、10代女性３、20代男性４、20代女性３、30代男性１、30代女性２、40代男性１、40代女性５、50代男性５、60代男性１、60代女性２、70代男性１、80代女性１）▽蒲郡市が17人（10歳未満男児２、10代男性１、20代男性２、20代女性８、40代女性１、50代女性３）▽新城市が６人（10代男性１、20代男性２、20代女性１、30代女性１、40代女性１）▽田原市が７人（10代女性１、30代女性３、50代男性１、50代女性２）－だった。東三河の陽性者計１２５人中、感染経路不明は62人。
　７日間の平均値で示す県の指標によると、新規陽性者は７７１・０人、陽性率は10・２％、入院患者は５３７・１人、入院患者のうち重症者は28・３人、新規陽性者のうちの高齢者は22・３人。高齢者が「厳重警戒」領域に入った。
　18日現在の確保病床入院は５９８人、入院調整は12人、施設入所は４９３人、自宅療養は４６４２人。
【山田一晶】