25日ぶり県内コロナ新規陽性者1000人下回る

　県は11日、９７０人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。再感染４人含む。一日の数値が１０００人を下回るのは８月17日以来、25日ぶりとなった。ただ、入院患者数は高止まりしており、県内は予定通り、13日から緊急事態宣言が延長される。

豊橋は19人

　９７０人の管轄保健所別内訳は、県管轄が４１０人、名古屋市が４２７人（再感染４）、豊橋市が19人、岡崎市が28人、一宮市が65人、豊田市が21人。
　一方、10日に陽性と発表された１０３１人の地域別内訳は、東三河は豊橋市が35人（10歳未満４、10代６、20代５、30代10、40代８、50代２）▽豊川市が８人（20代１、30代４、40代２、50代１）▽蒲郡市が９人（10歳未満４、20代２、30代１、40代１、50代１）▽新城市が２人（10歳未満１、30代１）－だった。東三河の陽性者計54人中、感染経路不明は14人。
　７日間の平均値で示す県の指標によると、新規陽性者は１２８９・４人、陽性率は21・１％、入院患者は９９４・１人、入院患者のうち重症者は88・９人、新規陽性者のうちの高齢者は49・４人。重症者が「厳重警戒」に下がった。入院患者は１０００人に近づいている。
　10日現在の確保病床入院は９８４人、入院調整は５人、施設入所は７５３人、自宅療養は１万７１７９人。
【山田一晶】