コロナ新規陽性者 県内166人、豊橋は4人

　県は26日、１６６人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。前週より１１１人減った。田村憲久厚生労働相は26日のＮＨＫ番組で30日を期限としている緊急事態宣言について「実現できると思う」と述べた。一方でその後は「段階的にしていかざるを得ない」とも指摘、全面解除とはならず、徐々に緩めることが必要だとした。
　１６６人の内訳は、豊橋市が４人、名古屋市が88人、岡崎市が１人、一宮市が４人、豊田市が３人、その他が66人。豊橋市では患者１人が死亡した。市内の死者は63例目。
　一方、25日に陽性と発表された２１３人の地域別内訳は、東三河は豊橋市が８人、豊川市が１人、新城市が１人、田原市が２人。東三河計12人中、感染経路不明は４人。
　７日間の平均値でみる県の指標によると、新規陽性者は２１３・１人、陽性率は13・８％、入院患者は６５４・９人、入院患者のうち重症者は60・０人、新規陽性者のうちの高齢者は18・０人。陽性率のみ「危険」の水準にある。
　25日現在の確保病床入院は５４４人、入院調整は２人、施設入所は２９７人、自宅療養３３８６人。
【山田一晶】