東西5大学レスラー激突、愛大で学生プロレス豊橋決戦

　東海地方初となる大学生によるプロレス興行が24日、愛知大学豊橋キャンパスであった。関東と関西の５大学の同好会員らが集合し、熱いバトルを繰り広げた。
　中心となったのは愛知大学プロレス同好会。会長は地域政策学部３年の杉浦永卓さんで、大のプロレスファン。入学後に大学初となる同好会を立ち上げた。
　13人の会員は大学の体育館で練習し、週に１度、蒲郡市のリングに出かける。東京や大阪の大学の同好会に遠征したこともあった。
　興行に協力したのは立命館プロレス同好会、慶応大学プロレス研究会、同志社大学プロレス同盟、一橋大学世界プロレスリング同盟の学生約30人。
　この日は、豊橋キャンパス北門駐車場に特設リングを開設。約50人のファンがリングサイドから見守った。正統派のレスリングから笑いあり、場外乱闘ありと見せ所満載。試合の合間には同好会メンバーがリングを消毒したほか、プロレスのルール解説もあった。観客はレスラーの求めに応じて拍手したり、笑ったりと興行を楽しんだ。
【山田一晶】