「しらすとチーズのアヒージョ」使ったレシピ開発

　豊橋市西小鷹野１の特産品企画販売「スマイル－リンク」が販売する「しらすとチーズのアヒージョ」を使った料理レシピを、愛知学泉大学管理栄養学科４年生の石田ひかるさんが開発した。試食会が豊橋市東七根町の「道の駅とよはし」で20日にあった。
　伊良湖岬から遠州灘に続く黒潮で育ったイワシの稚魚を、チーズと一緒にオリーブオイルで仕上げた。簡単に作れて使い勝手がよいレシピで商品の魅力を広めたいと、愛知学泉大学と協力。石田さんがアレンジレシピ「アヒージョリゾット」「アヒージョの卵焼き」「アヒージョパイ」など計５点を完成させた。
　試食に当たり、石田さんが調理を実演した。「アヒージョリゾット」は冷やご飯をコンソメや塩、ピザ用チーズ、コショウで煮立てたものにあらかじめ軽く炒めたしらすとチーズのアヒージョを投入するだけのお手軽レシピ。甘いチーズリゾットにしらすの風味とアヒージョの塩味がよく効いている。
　石田さんはカルシウムとたんぱく質が豊富な「しらすとチーズのアヒージョ」の魅力をいろいろな人に知ってほしかったという。「アヒージョの油と塩味をうまく生かしました。どの家庭にもある材料で作れますので、ぜひ試してみてください」と話した。
　「道の駅とよはし」内の特産品販売「まるっとみかわ」や同社オンラインショップで取り扱っている。石田さん開発のアレンジレシピも店頭で配布しているほか、「ＹｏｕＴｕｂｅ」＝ＱＲコード＝でも石田さん実演で「アヒージョリゾット」「アヒージョの卵焼き」「アヒージョパイ」の３点を紹介している。
【岸侑輝】