蒲郡市シティセールス推進協議会が発足

　蒲郡市の魅力を県内外に発信するため官民一体となって推進する「蒲郡市シティセールス推進協議会」が13日、市役所で発足した。
　蒲郡商工会議所青年部などが中心となってシティセールスを進めてきた。２０２０年には市観光商工課内に事務局となる「シティセールス推進室」を設置。そして、官民一体となって映画のロケ地やイベント誘致に取り組んできた。多くの団体と連携を深め、セールスをさらに推進していくため協議会を置くことになった。
　「ここにしかない、魅力がある『がまごおりじなる』」がキャッチコピー。食や文化、生活など当たり前に思うことが新たな魅力発信に取り組んでほしいという意味だ。また、愛称を「ガマゴリ・ら」とし、皆が一つになってまちを盛り上げようの願いも込めた。
　協議会は蒲郡市民の誇りと愛着を高める▽認知度と都市イメージの向上▽都市の魅力の強化－の３項目を基本目標として取り組む。今後のまちづくりを担う若者と子育て世代をターゲットとしてＰＲする。
　この日の発会式は、鈴木寿明市長、蒲郡商工会議所の小池高弘会頭らが出席。協議会会長に「千賀自動車」の千賀充能社長が選ばれた。その後、組織体制や基本方針、事業内容などの説明があった。
　千賀会長は「これから、皆さんとで事業を考えなら作り上げていきたい」と話した。
【林大二朗】