金沢さん鳴戸部屋入門

2021/12/17 00:00(公開)
鳴戸親方㊧と金沢さん、母ソニアさん=豊橋中央高校で
鳴戸親方㊧と金沢さん、母ソニアさん=豊橋中央高校で
 私立豊橋中央高校3年生の金沢秀俊さんが、3月から鳴戸部屋に入門する。16日、同校を訪れた鳴戸親方(元大関琴欧洲)にあいさつした。同校出身の力士は、元幕下力士の蒼天龍に次いで2人目。
 金沢さんは身長181㌢、体重約150㌔でパワーリフティング部に所属。豊橋市立南陽中学校時代に柔道部の活動の一環として、相撲を始めた。市内の相撲教室に週2回通い、県大会ではベスト8になったことがある。
 中学2年生の県大会で鳴戸親方に出会い、将来の入門を決めた。豊橋中央では体作りをしながら勉強に打ち込んだ。
 鳴戸親方は初めて金沢さんと会った時の印象を「同期と比べて体が大きく、力が強い。負けないという思いが伝わってきた」と語る。最初の目標は関取。鳴戸親方は「技術は後から付いてくる。こつこつと稽古を積んで、続けていくことが大事。ガンガン前に出て体格を生かす力士になって欲しい」と期待を込め「息子のように優しく厳しく指導していく」と話すと、金沢さんは「頑張ります」と答えた。
 金沢さんの相撲スタイルは、がっちりとまわしをつかんで受け止めてから押し出す。「まずは一人前になる。結果を出して、胸を張れるようにしたい」と抱負を語った。母のソニアさんは「自分がやりたいことを最後まで貫いてほしい」と見守る。高倉嘉男校長は「努力が実るかどうか分からない世界だが、諦めずに頑張ってほしい」と激励した。【岸侑輝】
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