吉田宿の門松を再現

2021/12/22 00:00(公開)
江戸時代の門松を飾り付ける「岩屋緑地に親しむ会」メンバー=豊橋市二川宿本陣資料館で
江戸時代の門松を飾り付ける「岩屋緑地に親しむ会」メンバー=豊橋市二川宿本陣資料館で
 豊橋市二川宿本陣資料館で、門松がお目見えした。来年1月16日まで展示する。
 1806年頃に記された「三河国吉田名蹤綜録(めいしょうそうろく)」の挿し絵として吉田宿の町並みに描かれた門松を再現する。12年前から続けている。
 地元の「岩屋緑地に親しむ会」が協力し、主屋前に長さ5㍍の竹2本を立て、もう1本の竹を横向きに付けた。シダの仲間「ウラジロ」やダイダイの代わりの「夏みかん」、松の枝を飾り付けて完成させた。駐車場出入り口には現代の門松を飾った。
 親しむ会の西川収示会長は「見栄えが違う2種類の門松を見比べてもらえば」と話した。
 休館は月曜と、今月29日から来年1月1日。
【安藤聡】
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