友好都市提携40周年記念して植樹式

オンラインで蒲郡市と浦添市

　蒲郡市は、沖縄県浦添市との友好都市提携40周年を記念したオンライン植樹式を市中央公園で開いた。蒲郡はシークワーサー２本を植えた。
　１９６６年に県が浦添市に行政事務合理化実施市として蒲郡市を紹介したことがきっかけとなった。そして、本土復帰以前の米軍統治下の厳しい渡航制限の下、浦添市職員が事務研修のため蒲郡市を訪れたことで交流が始まった。その後、両市長や議員らの視察があり、産業と教育面での交流を続け、81年に友好都市提携協定を調印した。昨年で40周年を迎えた。
　両市は市長や市民を含めた行政団を派遣する予定だったが新型コロナウイルス感染拡大で中止となった。市長同士によるオンライン会談があり、蒲郡市は１～３日に浦添市を訪問する計画を立てた。しかし、両県の「まん延防止等重点措置」が出たことで急きょ中止となった。
　オンライン植樹式には、蒲郡市は鈴木寿明市長と大向正義市議長が出席した。浦添市は松本哲治市長と比嘉克政市議長が参加し、運動公園にカンヒザクラを植えた。
【林大二朗】