県内のコロナ新規陽性者4342人 豊橋は130人

　県は８日、４３４２人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。豊橋市は１３０人だった。大村秀章知事と、岐阜、三重の両県知事は７日夜、オンライン会議を開き、拡大阻止を呼び掛ける共同メッセージを出した。過去２年、感染が急増した年度替わりの時期を迎えることから、各種旅行、歓迎会や謝恩会を避けるよう呼び掛けた。
　４３４２人の内訳は名古屋市が１１７１人、岡崎市が１９２人、一宮市が１５４人、豊田市が１６６人、その他が２５２９人となっている。
　昨年12月28日に始まる第６波で陽性となった70代以上の累計は２万７０３人で８・６％（第５波は３・５％）、重症・中等症の割合は１・６％。第５波は５・０％だった。
　一方、７日に陽性と発表された２１９８人の内訳は、東三河は豊橋市の１４５人のほかに、豊川市が77人、蒲郡市が29人、新城市が７人、田原市が６人だった。
　７日間の平均値で示す県の指標によると、入院患者は１１５０・４人、新規陽性者は４０６４・９人、入院患者のうち重症者は47・４人、新規陽性者のうちの高齢者は３２３・７人、陽性率は57・２％。
　７日現在の確保病床入院は１１２３人、入院調整はゼロ、施設入所は６７６人、自宅療養は２万８６８１人。
【山田一晶】