「DOEE」が10周年記念&解散ライブ

音楽ユニット「ええじゃないか豊橋伝播隊ＤＯＥＥ」の「10周年記念＆解散ライブ」が27日、豊橋市の「こども未来館ここにこ」で開かれた。現在の８人のメンバーに加え、卒業したメンバーも登場。歌やダンスを披露し、集まった人々と別れを惜しんだ。
　ＤＯＥＥは２０１１年10月の豊橋まつりでデビューした。オーディションで選ばれた32人のチーム。名前の由来は「ＤＯええじゃないか」「ＥををＤＯ（いいことをしよう！）」「どいー（東三河の方言で「ものすごく良い」の三つの意味がある。
　毎年、豊橋まつりで新曲を発表。三河弁を織り交ぜた歌を全国各地で披露し、豊橋市の知名度向上のために活躍した。出演するステージは年間、30にも上るという。２０１８年にあったローカルアイドル発掘コンテスト「第４回汐留ロコドル甲子園」では、「豊橋愛」をテーマにしたダンスの中に豊橋の魅力を取り入れたパフォーマンスが審査員に高く評価され、決勝戦では全国４位に輝いている。
　昨年11月、メンバーに解散が伝えられた。その後も運動会などのイベント開催やイベントへの出演を続け、この日のラストライブを迎えた。
　「はじめましてのマーチ」「街」「いっせっせの☆ＳＡＹ！！！」などのほか、最後の新曲「Ｓｈｉｎｉｎｇ　ｒｏａｄ」などの楽曲が披露された。トークイベントでは10年の思い出を語り合った。会場の芝生広場には結成時からのファンも詰めかけ、最後のステージを写真に撮っていた。
【山田一晶】