東栄の集落でミツマタの花が見頃

2022/04/05 00:00(公開)
見頃を迎えたミツマタ群生地=東栄町月で
見頃を迎えたミツマタ群生地=東栄町月で
 東栄町月にある尾籠(おろう)集落でミツマタの花が見頃を迎えた。花を管理し、自宅敷地内で「岩下遊歩道」を開く金指旦夫さん(78)は「ハナモモもあり、集落全体で多くの花を楽しめます」と話す。
 集落は町西部の尾籠川の源流部に位置する。和紙の原料となるミツマタは昭和20年代に産業用に植えられたという。過疎化が進み、かつて20軒の家があったが現在は5軒になった。地元や近隣の住民が協力し、2500平方㍍の群生地を整備している。
 金指さんは遊歩道を15年前に造った。ミツマタを植え、3年前に「ツリーデッキ」「ターザンロープ」「そりすべり」などの遊具を設けた。「飛び出しブランコ」は急斜面にあり、真下の町道の頭上を飛ぶような雰囲気を楽しめる。「多くの人が花に癒やされてもらえれば」と話す。
 町道沿いには設楽町川向から譲り受けたシダレモモも植えられている。「週末にかけてミツマタの黄色、ハナモモのピンクなど色とりどりの風景を楽しめます」と金指さん。
 国道151号の明治橋から西へ2㌔。問い合わせは東栄町観光まちづくり協会(0536・76・1780)へ。
【安藤聡】
「岩下遊歩道」を造った金指さん
「岩下遊歩道」を造った金指さん
スリル満点の「飛び出しブランコ」
スリル満点の「飛び出しブランコ」
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