豊橋市と湖西市 水道料金収納を共同化

2022/04/07 00:00(公開)
共同化された事業現場を視察する浅井市長㊧と影山市長=豊橋市上下水道局で
 豊橋市と静岡県湖西市は今年度から水道料金収納など一部業務の共同化を始めた。県境を越えた自治体による全国初の試み。豊橋市の浅井由崇市長と静岡県湖西市の影山剛士市長が6日、豊橋市上下水道局(牛川町)の料金センターで共同化された現場を視察した。
 近隣自治体同士の業務共通化を掲げる国の方針で、昨年2月に基本協定を交わした。両市の給水戸数は豊橋市が約16万8000戸、湖西市が約2万6000戸。
 豊橋市が包括業務委託する「第一環境」(東京都港区)のシステムに湖西市の業務を統合。同上下水道局に湖西市の「お客さま料金センター」を併設して業務にあたる。検針のほか、水道メーターや債権管理などで業務効率化が図れる。
 両市長は委託先社員から、収納業務やシステム共同運用に伴う効率化や安全管理体制などの説明を受けた。
 浅井市長は「同じ生活圏にあり、県境を越えた事業は意義深い。ほかの近隣とも時期を見て連携したい」と話した。影山市長は「住民サービスに境界は関係ない。先進事例として成功させ、ほかの政策課題でも連携を図りたい」と期待した。
【加藤広宣】
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