県内のコロナ新規陽性者3430人 豊橋は64人

　県は13日、３４３０人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。７日連続で前週を上回った。大村秀章知事は、オミクロン株の拡大が収束しない中での「ＢＡ・２」「ＸＥ」などの変異株が確認されていることに危機感を抱いていることを明らかにした。豊橋市は64人だった。
　３４３０人の内訳は名古屋市が１２７２人、岡崎市が１５７人、一宮市が１４７人、豊田市が１７３人、その他が１６１７人となっている。
　昨年12月28日に始まる第６波で陽性となった70代以上の累計は２万５１１５人で７・５％（第５波は３・５％）、重症・中等症の割合は１・５％。第５波は５・０％だった。
　一方、12日に陽性と発表された３４０１人の内訳は、東三河は豊橋市の35人のほかに、豊川市が67人、蒲郡市が33人、新城市が14人、田原市が11人だった。
　７日間の平均値で示す県の指標によると、入院患者は４２０・３人、新規陽性者は２６３２・７人、入院患者のうち重症者は17・１人、新規陽性者のうちの高齢者は１１７・６人、陽性率は44・０％。
　12日現在の確保病床入院は４３０人、入院調整は１人、施設入所は７９６人、自宅療養は１万８８２８人。
【山田一晶】