「530運動環境協議会」が総会

　今年度の「５３０運動環境協議会」の総会が19日、豊橋市役所で開かれた。役員改選があり、現会長の匹田雅久さんの続投が決まった。任期は２年間。
　総会はオンラインとの併用で進行した。匹田さんは、市が「ゼロカーボンシティ」を宣言したことに触れ「会としてもできるだけ協力したい」と表明した。続けて「新型コロナウイルス、戦争によって世の中の仕組みが変わってしまった。ごみの減量から、ごみのエネルギー化に移行する時代。ごみゼロ運動は47年目となり、50年の節目が見えてきた。発祥の街としてふさわしい活動を続けたい」と述べた。
　来賓として出席した浅井由崇市長は「豊橋駅前や表浜でのクリーンアップ活動に感謝している。二十数年前は、朝倉川の清掃で50㌧のごみが集まったというが、今は１㌧未満。これも歴代の役員、会員のおかげだ。来世紀まで生きる子どもたちに、責任ある大人として、いい環境を引き継がなければいけない。官民共同で取り組みたい」とあいさつした。
　続いて前年度の活動報告、決算、新年度事業と予算が報告され、承認された。【山田一晶】