県内のコロナ新規陽性者2469人 豊橋62人

　県は23日、２４６９人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。９日連続で前週を下回ったが、その差は５人。大村秀章知事は大型連休を前にして新規陽性者数が高止まりしていることに危機感を募らせている。豊橋市は62人だった。
　２４６９人の内訳は名古屋市が９７５人、岡崎市が１３６人、一宮市が１３９人、豊田市が１２６人、その他が１０３１人となっている。
　昨年12月28日に始まる第６波で陽性となった70代以上の累計は２万６０８０人で７・２％（第５波は３・５％）、重症・中等症の割合は１・４％。第５波は５・０％だった。
　一方、22日に陽性と発表された２３６６人の内訳は、東三河は豊橋市の63人のほかに、豊川市が58人、蒲郡市が10人、新城市が２人、田原市が６人だった。
　７日間の平均値で示す県の指標によると、入院患者は４４２・０人、新規陽性者は２１５０・３人、入院患者のうち重症者は15・０人、新規陽性者のうちの高齢者は88・６人、陽性率は42・２％。
　22日現在の確保病床入院は４１２人、入院調整はゼロ、施設入所は６７０人、自宅療養は２万９３０人。
【山田一晶】