豊橋の大崎農園 今シーズンの営業開始

　お値打ち価格で地元産の果物、野菜を販売する「大崎農園」（豊橋市大崎町）が今シーズンの営業を始めた。今年は冬の寒さの影響で、果物が全体的にやや小玉傾向だが、その後は天候に恵まれ、品質は良好という。
　マスクメロンをはじめ、ウリ系のイエローキング、プリンス、エリザベス、ネット系のタカミの各種メロンほか、スイカなどの果物が勢ぞろいする。価格は税込みでマスクメロンは１玉２０００円から、ウリ系メロンは１玉４５０円から、スイカは１玉１２００円から。昨年に比べ１～２割高い。６月に入ると入荷量が増え、価格が安定する。野菜は地元産の旬のものがそろう。人気の試食は、感染対策で個別のタッパーに入れて提供する。
　店主の中川明さんは「昨年に続いて店の周囲にヒマワリの種を植えたので、７月中旬には例年以上に華やかになります」と話す。
　店は東三河の農家と契約しており、一般的な小売店に比べ値打ち価格で商品を提供し、多くの顧客に支持されている。
　国道２５９号植田バイパス沿い。国道23号大崎インターチェンジから田原方面へ向かってすぐ。午前９時～午後６時、年末まで無休。問い合わせは大崎農園（０５３２・25・３２４２）へ。
【竹下貴信】