新城も民間施設でプール授業を試行

2022/06/01 00:00(公開)
スイムボードで泳ぎの指導を受ける児童=新城市富沢で
スイムボードで泳ぎの指導を受ける児童=新城市富沢で
 新城市教育委員会は今年度、民間スイミングスクール施設と人材を活用した水泳授業を試行的に始めた。小学校は庭野と八名の2校が合同、中学校は八名1校で「コパンスポーツクラブ新城」(富沢)のプールを利用している。
 スイミングスクールの屋内プールが天候に左右されないほか、指導のこつをつかんだインストラクターがいること、学校プールでの維持管理にかかるコスト削減につながることから試験的な活用を決めた。
 小学校は5月25日から授業が始まった。2校の学年ごとにスクールが用意したマイクロバスで施設を訪れている。31日には両校の1年と6年の授業があった。1年生32人は習熟度に合わせて3グループに分かれ、インストラクターから初心者はボール遊び、中級者は潜水、上級者はクロールなど泳ぎ方の指導を受けた。
 新型コロナウイルス禍で3年ぶりのプール授業。八名小6年の中川心さんは「プールは気持ちよかった。しっかりと泳ぎ方も学べた」と話した。
 コパン中部事業部の伊藤正喜課長は「屋外の学校プールは夏場の暑さ対策も必要。水泳のプロが泳ぎの楽しさを教えて授業に協力したい」と意気込みを語った。
 プール授業の民間施設利用は東三河の他市では豊川市を除く3市が既に試行している。豊橋市は今年度19小学校が11施設で、蒲郡市は小中学校各1校が2施設、田原市が小学校3校が1施設で活用するという。【安藤聡】
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