西川流日本舞踊「満帆会」が発表会

2022/06/14 00:00(公開)
「汐汲」で松風を演じる平野さん
「汐汲」で松風を演じる平野さん
 西川流日本舞踊「満帆会」(豊橋市つつじが丘3)は12日、西小田原町の「穂の国とよはし芸術劇場プラット」で「第8回満帆会」を開いた。新型コロナウイルス禍で1年延期して5年ぶりの発表会。約500人が来場した。東愛知新聞社など後援。
 西川流日本舞踊は1700年頃に興ったとされており、流派の中ではもっとも古い。1841年に名古屋に渡った西川仁蔵が初世西川鯉三郎を名乗り、名古屋西川流の基礎を固めた。能や狂言の長所を取り入れているのが特徴。満帆会は豊橋市内で西川流を稽古する会主の西川満帆さんと約10人の門下生でつくっている。
 山奥の流れと川辺の景色や営みを描いた「多摩川」から始まり、「たけくらべ」、「千代の友鶴」、「汐汲」など全14番が次々に演じられ、観客から盛大な拍手が起きた。満帆さんの師匠、西川菊次郎さんとその芸養子、西川京志郎さんもゲスト出演した。【岸侑輝】
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