豊川商議所でハラスメント相談窓口担当者育成研修

2022/07/01 00:00(公開)
参加者同士での相談ロールプレー=豊川商工会議所で
参加者同士での相談ロールプレー=豊川商工会議所で
 豊川商工会議所は6月29日、「ハラスメント相談窓口担当者育成研修」を商議所で開いた。豊川職業能力開発専門学院教養講座の一環。共催は三井住友海上火災。
 企業内のパワーハラスメントを中心に、対策や被害者から相談を受けた時の対応などについて学んだ。講師は「MS&ADインターリスク総研」の田中ゆかさんと吉田慎吾さん。市内を中心に、豊橋や田原の企業から計20人が参加した。
 吉田さんは厚生労働省の個別労働紛争解決制度の相談で、いじめや嫌がらせが8年連続でトップだったことや、労災認定の原因トップはパワハラであることに触れ、2019年5月改正の労災施策総合推進法でパワハラ防止のための必要な措置を講じることが事業主の義務であると紹介。安心できる相談窓口の設置や、担当者の心構え、してはいけない発言や態度などを教えた。
 田中さんは参加者が相談者や窓口担当者を演じるロールプレーを主導。書類に目を落としている、体を相談者とは別の方向に向けているなどの悪い態度を体験してもらい、丁寧に話を聞くことが相談者の大きな助けになることを示した。
【岸侑輝】
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