蒲郡駅周辺エリアの施設マネジメント

支援する事業者を市が公募

　蒲郡市公共施設マネジメント課は、蒲郡駅周辺エリアに図書館などの施設機能を融合する基本構想や基本計画の策定を支援する事業者を選定する公募型プロポーザルを始めた。
　市は２０１７年に、今後の公共施設の在り方を決める「市公共施設マネジメント実施計画」を策定した。市民が利用しやすい施設の整備に取り組んでいる。
　蒲郡駅周辺エリアは、若者を集めたワークショップや有識者、市教育委員会が施設機能を集約する意見を寄せたことや、図書館や市民会館の老朽化問題があった。全市民が利用する施設マネジメントを進める中で、駅周辺エリアを先導的なプロジェクトとして基本構想と基本計画を策定することになった。
　取り込む機能は市民会館のホール、図書館と生涯学習センターの三つを想定。市民活動や芸術文化などの活動拠点や市民の居場所を整備する。
　ただ、必要に応じて新たな機能を取り入れるほか、具体的な場所は構想などの策定と並行して検討するとしている。
　公募する支援事業者の役割は、外部有識者からなるデザイン会議で意見を述べたり、話し合いで出たコンセプトを資料にしてまとめたりすること。参加表明は９月９日まで。その後、市公共施設マネジメント課などが審査して結果を通知する。
　要領やスケジュールなどは市ホームページ＝ＱＲコード＝から確認できる。
　問い合わせは市公共施設マネジメント課（０５３３・66・１２１４）へ。
【林大二朗】