豊橋工科高校模型部が「ミニジオラマ展」

2022/08/28 00:00(公開)
子どもたちも興味津々の鉄道模型=カルミアで
子どもたちも興味津々の鉄道模型=カルミアで
 県立豊橋工科高校模型部の生徒が、豊橋駅ビル「カルミア」4階エスカレーター横で「ミニジオラマ展」を開いている。28日午後8時まで。
 長さ約6㍍のNゲージレールや、ミニジオラマ付きレールで鉄道模型を走らせたり、東京都で今月開催された「第14回全国高等学校鉄道模型コンテスト」のモジュール部門で入賞したジオラマなどを展示したりしている。九州で使われている列車の先頭部に着けるヘッドマークのレプリカや、昭和時代の電車で使われていたブレーキ部品、列車の行き先を示す方向幕などもある。
 入賞ジオラマは地域の川にかかる鉄橋を表現。川は豊川を、鉄橋は木曽川にかかる犬山橋などを参考にしたという。できるだけ既製品を使わず、3Dプリンターなどを駆使して2週間で仕上げた。努力賞のほか、紹介動画が優れていたとしてベストムービー賞を受賞した。
 会場を訪れた子どもたちは、レールを走る鉄道模型に興味津々。3年生で元部長の竹下諒さんは「地元や鉄道に興味を持ってもらえたら。自分たちの活動で、地域の商業施設がにぎわえばうれしい」と話した。
 カルミアの浅野卓社長は「地域で活躍する子どもたちの姿や作品を見てほしい」と語る。今後も地域貢献の一環として、このスペースを地元学校のため活用していきたいという。
【岸侑輝】
コンテスト入賞のジオラマ
コンテスト入賞のジオラマ
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