県内のコロナ新規陽性者4043人 豊橋は471人

　県は29日、４０４３人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。豊橋市は４７１人（再陽性16）だった。大村秀章知事は月末を期限に出している「ＢＡ・５対策強化宣言」について「延長せざるを得ない」と述べた。近く正式決定する。
　４０４３人の内訳は名古屋市が１１４４人、岡崎市が３０８人、一宮市が２７９人、豊田市が２６１人、その他が１５８０人となっている。
　６月21日に始まる第７波で陽性となった70代以上の累計は４万９４６３人で８・０％（第６波は６・８％）、重症・中等症の割合は１・４％。第６波は１・３％だった。
　一方、28日に陽性と発表された９６２１人の内訳は、東三河は豊橋市の５４０人のほかに、豊川市が２３０人、蒲郡市が87人、新城市が55人、田原市が66人だった。
　７日間の平均値で示す県の指標によると、入院患者は１２９３・３人、新規陽性者は１万３０６２・４人、入院患者のうち重症者は33・０人、新規陽性者のうちの高齢者は１１６９・９人。
　28日現在の確保病床入院は１３００人、入院調整は２人、施設入所は１０９６人、自宅療養は12万７６４人。
【山田一晶】