したらワークス協同組合が発足

2022/09/09 00:00(公開)
「したらワークス」の麻野間理事長㊥ら=設楽町役場で
「したらワークス」の麻野間理事長㊥ら=設楽町役場で
 設楽町で、複数の小規模事業者で人材派遣業を運営する「特定地域づくり事業協同組合」の「したらワークス協同組合」が立ち上がった。年間を通じて複数の事業所で働く人「マルチワーカー」を雇い、加盟事業所に派遣する仕組みだ。県に申請し、認定されれば県内初となる。来年1月から事業を始める。
 人口が減少する中、産業維持や人手の確保のために、町が主導して昨年6月から準備を進めていた。農業、木工品製造、酒造業、公共施設の指定管理業務、製材の5団体の代表が発起人となった。
 7日夕、町役場で創立総会があった。植物栽培や喫茶店運営をする「麻野間園芸」の麻野間達矢代表が理事長に選任された。「組合運営により労働者が確保できれば事業拡大と維持に努めたい」とあいさつした。土屋浩町長は「移住者の増加やまちづくりにも期待できる。町も支援をします」と述べた。
 田口の「ふれあい広場スイスイパーク」内に事務所を構える。10日に県中小企業金融課に申請する。認可後の10月1日に組合設立を登記する。
 マルチワーカーは2人を確保し、来年1月から事業開始する計画だ。組合では農作業のほかにキッチンカーでの移動販売や、宿泊施設の宿直などでの雇用も想定する。
【安藤聡】
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