小坂井郵便局長の小玉さんがコレクション展

2022/09/15 00:00(公開)
原画展を開催した小玉さん=いずれも豊川市中条町で
原画展を開催した小玉さん=いずれも豊川市中条町で
鵜飼U子さんの作品も展示

 豊川市中条町の額縁オーダー「mini Gallery工房 NICO」で、小坂井郵便局長の小玉秀男さん(64)のコレクション展「郵便局長が集めたマンガ原画展」が開かれている。24日まで。本紙連載中の鵜飼U子さんの作品も展示されている。
 小玉さんは、古書店などで、漫画の原画をコレクションとして収集している。普段、見ることができない作家の情熱が注がれた原画の数々を多くの人に見てほしいと考えて企画。豊川市内の郵便局も地方創生の一環で協力した。
 「NICO」は額縁製造に加え、2020年から店舗をギャラリーとして貸し出している。小玉さんが原画を額装するために訪れた際、店主の今泉信吾さんからギャラリーについて話を聞き、開催場所に選んだ。
 展示は、昭和を代表する手塚治虫さんや水木しげるさんなど16作家の貴重な原画43点を用意した。小玉さんが学生時代に水木さんから贈られた「ゲゲゲの鬼太郎」の原画「河童と死神」や、その後の交流が分かる猫のイラストが描かれた年賀状も展示してある。
 鵜飼さんは、東愛知新聞で4コマ漫画「ひがしさんち」を連載。小玉さんは大ファンだ。日頃から愛読しており、交流もある。鵜飼さんは原画展の開催にあたり、小玉さんの好きな猫キャラクター「チョビ」の話を扱った3点を特別に描き下ろした。1コマ目の猫の表情に笑みがこぼれる作品となっている。
 開催初日に鵜飼さんらが訪れた。鵜飼さんは「掲載紙では伝わらない、迫力のある原画を一堂に見られる機会はほとんどない。ぜひ、見に来てほしい」と話した。
 小玉さんは「作家の情熱や技量が注がれた作品が集まっています」と述べた。
 入場無料。午前10時~午後5時。作品は18日に入れ替える。
【林大二朗】
「ひがしさんち」の額を見る鵜飼さん
「ひがしさんち」の額を見る鵜飼さん
開催場所の「mini Gallery工房 NICO」
開催場所の「mini Gallery工房 NICO」
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