「ジブリの大倉庫」見どころ紹介

　県は長久手市の愛・地球博記念公園で11月に開園する「ジブリパーク」３エリアのうち、メインとなる「ジブリの大倉庫」の展示やショップ・カフェなどの見どころを発表した。
　見どころの一つ目は、１７０席の映像展示室「オリヲン座」で、短編アニメーション10作品を上映する。
　二つ目は「ジブリのなりきり名場面展」「食べるを描く。」増補改訂版と「ジブリがいっぱい展」の３企画。「名場面」では、スタジオジブリ作品の登場人物になりきり、映画の名場面の中に入り込める。「千と千尋の神隠し」は、海の上を走る電車に乗ってカオナシの横に腰掛け、主人公の千尋になりきれる。
　見どころ三つ目は「ショップとカフェ」で、メインショップ「冒険飛行団」では全ジブリ作品に関するグッズに加え、愛知の伝統工芸の企画商品など、限定品を取りそろえる。カフェは「大陸横断飛行」。「ジブリの大倉庫」の入場者のみが利用できる。パイロットが片手でとる食事をイメージしたサンドイッチやピザを出す。県産牛乳をオリジナルデザインの瓶で提供する「ミルクスタンドシベリあん」では、「風立ちぬ」に登場したカステラであんこを挟んだ菓子「シベリア」も食べられる。
　「天空の城ラピュタ」に登場するラピュタの庭園や、映画「千と千尋の神隠し」の湯婆婆の執務室をモチーフにした「にせの館長室」など、見どころ盛りだくさん。
（後藤康之）