県内のコロナ新規陽性者2713人 豊橋は170人

　県は27日、２７１３人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。この日から全数把握の見直しにより、居住地単位の新規陽性者数の発表はなくなった。数値は陽性報告のあった医療機関が所在する市町村単位となっている。
　内訳は名古屋市が８２１人、豊橋市が１７０人、岡崎市が68人、一宮市が１４９人、豊田市が１７０人、その他が１３３５人だった。
　６月21日に始まる第７波で陽性となった70代以上の累計は６万３８６８人で８・０％（第６波は６・８％）、重症・中等症の割合は１・４％。第６波は１・３％だった。
　一方、26日に旧基準で陽性と発表された１５５２人の内訳は、東三河は豊橋市の１６４人のほかに、豊川市が32人、蒲郡市が21人、新城市が４人、田原市が16人だった。
　７日間の平均値で示す県の指標によると、入院患者は７７３・１人、新規陽性者は３２８７・０人、入院患者のうち重症者は９・９人、新規陽性者のうちの高齢者は２４１・９人。
　26日現在の確保病床入院は６３０人、入院調整はゼロ、施設入所は２１０人、自宅療養は２万５１８８人。
【山田一晶】