デジタル推進月間 豊橋市が取り組み本格化

2022/10/06 00:00(公開)
電子化した資料で打ち合わせする職員たち=市行政デジタル推進室で
 豊橋市は国が定める10月の「デジタル月間」に賛同し、庁舎や公共施設などでデジタル化を推進する取り組みを本格化させた。会議などでの紙使用を減らしたり、ウェブ会議システムを使った自治体のデジタル化などを進めている。
 デジタル庁はデジタル月間の2、3日を「デジタルの日」と定め、全国の企業や団体の賛同を募っている。県内では豊橋市など4市町、全国86自治体(9月20日現在)が賛同している。
 豊橋市では8月、本庁舎のネットワーク無線化工事が完了した。デジタル環境を生かしてペーパーレスや人材育成、市民向け活用など四つの取り組みを掲げた。
 市長室と副市長室に設けた専用モニターを各部署との打ち合わせなどに生かす。併せて、従来は紙で仕上げた庁内文書や資料を電子データで回覧することにした。市デジタル行政推進室では資料のペーパーレス化で、紙使用量を対前年度比で10%以上削減させたいとしている。
 ほか、情報通信技術を生かしたコミュニティーを形成するねらいで、各課が抱えるデジタル化の課題を共有する勉強会を開く。主に行政のDXに関心が高い職員を募る。
 市民向けには9月から校区自治会を対象に、ウェブ会議システムの使い方を学ぶ講習をエリアごとに始めた。
【加藤広宣】
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