3年ぶり「こざかい葵まつり」

　豊川市小坂井町の「こざかい葵風館」と周辺で９日、小坂井商工会主催の「第38回こざかい葵まつり」が３年ぶりに開かれた。東愛知新聞社など後援。
　例年、地域住民の親睦と農商工業の振興を図り、地域の活性化につなげようと開かれている。名前の由来は、徳川家の「三つ葉葵紋」の原点とされる「立ち葵紋」発祥地が小坂井とされているため。
　今年は葵風館周辺は歩行者天国となり、露天商やキッチンカーなど61店舗が出店。商工会青年部が「唐揚げ」を、同女性部が「うどん」を販売した。
　同館東スペースには市役所や自衛隊、消防団の車両展示によるＰＲコーナーを設置。豊川署は県警マスコットキャラクター「コノハけいぶ」との記念撮影会を開いた。
　また、南駐車場のステージでは、来場者を盛り上げるイベントとして、よさこいの披露などがあった。
　実行委員会事務局長の前田徹也さんは「来てくれた皆さんの楽しんでいる表情が見られてうれしい」と話した。
【林大二朗】