「東栄フェスティバル」にぎわう

2022/11/04 00:00(公開)
大勢の観客が見守る中、披露された下粟代保存会の榊鬼舞=東栄ドームで
大勢の観客が見守る中、披露された下粟代保存会の榊鬼舞=東栄ドームで
 東栄町の芸能などをPRする恒例の「東栄フェスティバル」(町主催)が3日、同町本郷の東栄ドームで開かれた。「花祭」をはじめ児童による和太鼓演奏があった。約2500人が訪れた。
 鎌倉時代から伝わり、1976(昭和51)年に国の重要無形民俗文化財に指定された花祭と町を多くの人に知ってもらおうと毎年文化の日に開く。新型コロナウイルス禍で過去2年は中止だった。
 町内の花祭保存会「下粟代」「御園」が短縮版で演じた。下粟代は青年が「市の舞」から始め、「地固めの舞」「翁の舞」と続いた後に登場した榊鬼が手下と一緒にマサカリを持って舞った。
 和太鼓は東栄小学校児童のほか、町を拠点に活動する「志多ら」が演奏した。花祭と、国指定重要無形民俗文化財の「遠山の霜月祭」(長野県飯田市)、静岡県無形民俗文化財の「川合花の舞」(浜松市天竜区佐久間町)の代表者によるトークショーもあった。
 東栄町の花祭は月地区は今月22~23日、河内地区は26~27日、中設楽地区は12月3~4日。小林、御園、東薗目、足込、中在家の各地区は非公開、古戸、下粟代の2地区は未定という。
【安藤聡】
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