豊橋市こども未来館(ここにこ)は13日、館内展示品で、故障のため運休していた「市電シミュレーター」が復旧したと発表した。復旧費の一部約200万円はクラウドファンディング(CF)で調達した。17日午前11時から利用再開のセレモニーを開く。
豊橋鉄道市内線の車両を館内「まち空間」に持ち込み、運転席の外側に設けた大型モニターの映像で臨場感あふれる運転体験を楽しめる。
原因不明のシステム障害で1年前から使えなくなった。更新を機にモニターやスピーカーの機能をグレードアップさせることにした。
自主財源で購入するシステム補修費を除きCFで賄うことにした。約2カ月間で105人から目標額を上回る199万円が寄せられた。中づり広告や車両の「方向幕」への掲示が返礼品。ここにこによると、このような「リターン」は全国でも珍しいという。
プロジェクトには「とよはし市電を愛する会」や市内の小学生らが、車内清掃や支援を求めるSNS投稿で協力した。
復旧セレモニーには市電を愛する会や小学生を招く。また先着50人の子どもに記念缶バッジを贈る。
【加藤広宣】