豊川署が金融機関一斉立ち寄り警戒

2022/12/20 00:00(公開)
ポスター手渡す近藤署長と権田組合長㊨=JAひまわり本店で
ポスター手渡す近藤署長と権田組合長㊨=JAひまわり本店で
 豊川署は19日、豊川市内73金融機関に対し、一斉立ち寄り警戒に取り組んだ。
 今年の管内は11月末現在、特殊詐欺被害が7件計約1460万円あった。オレオレ詐欺やキャッシュカードをだまし取る手口。また、息子や警察官をかたる前兆電話も多く確認されている。年末年始にかけて市民や金融機関に、詐欺などの各種犯罪の対策強化を呼び掛け、防犯意識向上につなげる。
 この日、近藤賢署長や各課長、署員の計25人が参加した。パトカーなど7台が出動した。近藤署長は徒歩でパトロールしながら、豊川郵便局とJAひまわり本店などに立ち寄った。
 ひまわり本店では権田晃範組合長に市内の犯罪情勢を説明した後、「詐欺被害を防ごう! STOP! ATMでの携帯電話」と書かれたポスターを手渡した。
 権田組合長は「気持ちよく年末年始を迎えられるよう、防犯対策を心がけたい」と話した。
【林大二朗】
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