東三河各地で「成人式」

2023/01/09 00:02（公開）

社会

「大清水しょうぶ太鼓」には先輩の成人も演奏に加わった=大清水小学校で

　成人の日を翌日に控えた８日、東三河の各地では「成人式」があった。民法の改正に伴い、成人年齢が18歳に引き下げられて最初の式。集まった若者たちは、懐かしい友達とともに新たな門出を祝った。
　このうち、豊橋市では52校区３８０５人を対象に、校区社会教育委員会が「二十歳の集い」を開いた。市立大清水小学校では約80人が出席。小学校時代の恩師と再会を喜び、１人ずつ近況報告した。
　アトラクションでは小中学生らでつくる「大清水しょうぶ太鼓」の演奏で祝った。元メンバーの種田心花さん（20）も晴れ着で参加した。種田さんは「見守ってくれた友人らに晴れ舞台で演奏を見せられて感激。今後は指導者として後輩を支えたい」と誓った。
　豊川市は過去２回と同様の校区別２部制で開いた。箱根駅伝で55年ぶりの出場を果たした立教大学でアンカーを務めた安藤圭佑さん（２年）も出席した。
　新城市の成人式は新城文化会館であった。代表の６人がろうそくを持ってステージに上がり、１年先輩の山本青空さんから「二十歳の灯（ともしび）」を受け継いだ。
【取材班】

竹本市長らに報告した安藤さん=豊川市総合体育館で

誓いの言葉を述べる伊藤さん㊨と仲藤さん=新城文化会館で

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