豊橋八町小で「校区の文化と歴史を学ぶ会」

2023/01/28 00:00(公開)
豊橋鬼祭について映像を見ながら学ぶ児童=豊橋市立八町小学校で
 校区が誇る伝統文化を次世代に伝えるため、豊橋市立八町小学校で27日、「校区の文化と歴史を学ぶ会」が開かれた。6年生45人が「豊橋鬼祭」「豊橋祇園祭」を勉強した。
 2月10、11の両日、校区内の安久美神戸神明社で「豊橋鬼祭」が開かれる。同校では10日に見学を予定している。会は、見学を前に新型コロナウイルス禍での神社の取り組みを聞いたり、同じ地元の吉田神社で開く「豊橋祇園祭」について聞いたりして、児童の地域社会貢献への意欲づけを図る。
 吉田神社祢宜の水谷昌泰さんは資料を使って祇園祭のいわれなどを紹介。実際に使われた手筒花火の筒を持参し、持ち方なども説明した。
 続いて、安久美神戸神明社宮司の平石雅康さんが神社の歴史や鬼祭について映像を使って紹介。「3年ぶりの有観客。興味を持ったら、赤鬼と天狗のからかいや青鬼以外の神事も見に来てほしい」と呼びかけた。
 氏子で、10日の「青鬼と岩戸舞」で横笛を担当する小林憂乃さんは「参加していても知らないことがあった。違う視点で祭りが見られると思う。吉田神社は行ったことがないので、手筒をあげる人の表情を見てみたい」と話した。小太鼓担当の浪崎瑛大さんは「鬼祭が伝統あるものだと感じた。当日は会場を盛り上げ祭りを広めたい。手筒花火も見てみたい」と語った。
【田中博子】
手筒の持ち方を教わった
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