「第６回奥三河星空写真コンテスト」（奥三河☆星空の魅力を伝える会、奥三河観光協議会主催）の入賞者が決まった。最優秀の大賞は伊丹佐智江さん（豊川市）の「トトロと冬のダイヤモンド」が選ばれた。
　「愛知県の星空の聖地　奥三河」をテーマに１～２月に募集し、53点の応募があった。内訳は「星景写真」が49点、星座や月、惑星などの「天体写真」が４点。
　伊丹さんは豊根村の茶臼山高原で撮影した。牧場にある２本の木が「トトロ」に見えた。その上空のオリオン座やおうし座など６星座の一等星を結ぶ「冬のダイヤモンド」をとらえた。
　優秀賞は星景写真部門で河合孝子さん（田原市）の「月の出を待つ」にに、天体写真部門は松木大幸さん（豊川市）の「光と影」に決まった。河合さんは設楽町の奥三河総合センターで夜明けの月を写した。松木さんは同センターで昨年11月８日の皆既月食を撮影した。
　全作品は４月30日まで奥三河総合センターで展示中。午前９時～午後５時。火曜定休。
　　　　　　
　そのほかの受賞者は次の通り。（敬称略）
　【星景写真】審査委員長賞＝村松英男（新城市）▽伝える会賞＝松木大幸（豊川市）▽奥三河観光協議会賞＝若杉茂（尾張旭市）
　【天体写真】伝える会賞＝平野宗弘（豊橋市）▽奥三河観光協議会賞＝村松英男（新城市）
【安藤聡】