豊橋市と東三河フードバンク保存食募集開始

　豊橋市とＮＰＯ法人「東三河フードバンク」は４月４日まで、家庭で余った未使用食品を募る「フードドライブ」を始めた。レトルト食品や缶詰といった保存食などの提供を呼びかける。
　対象は保存食（乾物、缶詰、レトルト食品）のほか調味料や米、菓子、飲料など。粉ミルクや離乳食なども受け付けている。未開封で、賞味期限がおおむね２カ月以上あり、明記されているもの。
　「エムキャンパスフード」（駅前大通２）▽市内のファミリーマート20店▽市役所子育て支援課▽東三河フードバンク事務局（市職員会館１階）▽窓口センター（８カ所）▽各地区市民館▽総合福祉センター（あいトピア）▽地域福祉センター（４カ所）―で受け付けている。
　エムキャンパスフードでは昨年８月からフードドライブに取り組み、１階のマーケットで受け付けている。ファミリーマートは自治体やＮＰＯなどと協力する「ファミマフードドライブ」を全国２０００店舗で展開している。

受け取り世帯も募集中

　一方、食料を受け取る世帯も募集している。新型コロナウイルス禍などに伴う収入減少で生活に困っている世帯が対象。ひとり親か多子（18歳以下の子が３人以上）の世帯のいずれかで、先着２２０世帯まで。４月４日までに専用フォーム＝ＱＲコード＝から申し込む。配布は４月中旬頃。
【加藤広宣】